長岡のピアニスト、らりーかのブログへようこそ🎵
ジュニアコンサートでは
生徒がドビュッシーを演奏する
その前段階として
大学教授による公開レッスンを受ける予定になっている
3歳から私のピアノレッスンしか受けていない生徒は
ちょっと気が重い様子
私にとっても
自分の教え方が間違っていると気付かされるかもしれなく
この歳になってからの他人の指摘が怖いので
いつもより慎重にレッスンする
もうすでに弾きあがってしまったこの曲を
一旦、まっさらな状態に戻すため
生徒の楽譜に書き込んだ指示、ペダリング
全て消しゴムで消した
ペダリングは位置を見極めながら
再記入していく
生徒には早いテンポで弾かせない
勝手なデュナーミクも許さない
全て音符に裏打ちされた事柄だけで
デュナーミク、フレージングを創っていく
そうするために
以前に耳から得た情報は取り外し
音符のひとつひとつを見ていくように説明する
音符は羅列しているわけではない
まるで文字を読むように
音符の並び方、配列、音価から作曲者の意図を読み取っていこう
音を出す時は
ストンと、素直に
それを理解して丁寧に丁寧に
弾き込んで
創り上げていく
使用した楽譜は
フランスDURANDと
よく研究されている日本の音友の愛用版
それら2版で研究した
