長岡のピアニスト、らりーかのブログへようこそ♫
ベートーヴェン作曲バガテルop.119
ヘミオラ出現の場所において
1拍をどのように扱うかで
全く違うテンポが形成される
こちらは自分解釈
4分音符を1とする
青の区間が1である
1小節の中に入る音符がどんどん増えていくので
テンポが速くなったような錯覚が生じる
こちらは他の出場者の演奏
8分音符を1としている
そして、8分音符を形で判断しているため
3連符のうちの1つまでもが
8分音符と解釈されている
このやり方でカウントする場合
1小節内の音符数が増えていっても
8分音符を追うだけとなり
次第にゆっくりになっていくように感じる
赤の区間が1である
イタリア語で
l'istesso tempo
と書いてあることからもわかるように
決めた1拍を
同じ速さでカウントして演奏する
そしてその1拍を何音符にするかは
拍子記号から読み取らなければならない
4分の〜という記載ならば4分音符だろう
正しく実行できれば
ヘミオラという
不思議な音楽の魔法🪄
を体験できる
吉川理香子ピアノ教室🎹@長岡市
らりーかLaRica代表 吉川理香子