らりーかぴあの

音楽・ワインを愛するピアニスト🎵

ピアノコンクール⑦

長岡のピアニスト、らりーかのブログへようこそ♫

 

 

 

ベートーヴェン作曲バガテルop.119

 

ヘミオラ出現の場所において

1拍をどのように扱うかで

全く違うテンポが形成される

 

こちらは自分解釈

4分音符を1とする

青の区間が1である

 

1小節の中に入る音符がどんどん増えていくので

テンポが速くなったような錯覚が生じる

 

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こちらは他の出場者の演奏

8分音符を1としている

そして、8分音符を形で判断しているため

3連符のうちの1つまでもが

8分音符と解釈されている

このやり方でカウントする場合

1小節内の音符数が増えていっても

8分音符を追うだけとなり

次第にゆっくりになっていくように感じる

 

赤の区間が1である


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イタリア語で

l'istesso tempo

と書いてあることからもわかるように

決めた1拍を

同じ速さでカウントして演奏する

そしてその1拍を何音符にするかは

拍子記号から読み取らなければならない

4分の〜という記載ならば4分音符だろう

 

正しく実行できれば

ヘミオラという

不思議な音楽の魔法🪄

を体験できる

 

 

 

 

 

吉川理香子ピアノ教室🎹@長岡市

らりーかLaRica代表 吉川理香子